僕のマンガの原点は
父の『紙芝居』です。
父は新しい作品が出来ると
一番最初に僕に演じてみせてくれました。
矢部太郎(カラテカ)(帯文より)
日本で生まれた紙芝居が、いま世界中で大人気。紙芝居は観るだけでなく、自分で演じて、そしてつくってみると、そのおもしろさがぐんと広がします。豊富なイラストで楽しめる紙芝居の入門書!
紙芝居を演じてみよう(右手和子)
演じるための5つのポイント
実践編・実際に演じてみましょう
紙芝居をつくってみよう(長野ヒデ子)
わたしの創作紙芝居について
実践編・紙芝居をつくろう
紙芝居であそんでみよう(やべみつのり)
素朴なコミュニケーションの道具としての紙芝居
実践編・実演ライブ
長野ヒデ子
長野ヒデ子。1941年愛媛県生まれ。
1976年『とうさんかあさん』(日本の絵本賞受賞)以来、何気ない生活の中から独特の世界を創りだしている絵本作家。
主な絵本にロングセラーの『おかあさんがおかあさんになった日』、『おとうさんがおとうさんになった日』『せとうちたいこさんデパートいきタイ』のせとうちたいこさんシリーズや、『こちょこちょこちょ』、また諫早湾を舞台に『海をあけして!』は話題作(以上童心社)。『狐』『となりのまじょのマジョンナさん』(以上偕成社)、『いのちは見えるよ』(岩崎書店)、『おばけいちねんぶん』(小学館)、『はみがきごっこ』(佼成出版社)など作品多数。また「ネコのたいそう」「おひさまにこにこ」(童心社)等紙芝居作品も多い。エッセイ集『ふしぎとうれしい』(石風社)は著者の作品の舞台裏がたのしく元気が出る。2013年、『演じてみよう つくってみよう 紙芝居』(編著、右手和子、やべみつのり共著、石風社)刊行。
日本児童文学者協会会員、日本児童出版美術家協会会員、JBBY会員、絵本学会会員。鎌倉市在住。
右手和子
舞台芸術学院卒。声優、紙芝居研究家。2011年、逝去。
第24回(1985年)高橋五山賞・特別賞受賞
子どもの文化研究所講師を務めたほか、全国各地で紙芝居普及活動を通じて活躍した。
著書に『紙芝居のはじまりはじまり』『紙芝居をつくる』がある。
やべみつのり
岡山県倉敷市生まれ。1977年より子どものための造形教室「ハラッパ」を16年間主宰。現在は、各地で、造形あそびや紙芝居づくりのワークショップを開いている。
絵本に『かばさん』(こぐま社)『ふたごのまるまるちゃん』(教育画劇)『あかいろくんとびだす』(童心社)他多数、紙芝居に『ふたごのまるまるちゃん』(教育画劇)『これはジャックのたてたいえ』(トロル出版部)『でてきたなあーんだ?』『ほねほねマン』シリーズ(童心社)、日本の神話シリーズ『小さな神さま』他多数がある。
1996年第34回高橋五山賞奨励賞受賞。1995年から「ラオスのこども」の専門家派遣などでラオスを8回訪問、紙芝居づくりセミナーを開いた。2007年にはSVAの要請によりアフガニスタンで、現地図書館スタッフや、小学校の教師、子ども達へのワークショップを開いた。2013年には、カンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプで「絵本・紙芝居出版研修」を開いた。
ふしぎとうれしい | |
とうさんかあさん | |
ごめんねキューピー | |
ぼくのうちはゲル | |
モンゴルの黒い髪 |