紹介
一編集者が、ひょんなことからNGOの責任者になって、考え続けた思考の軌跡。……人間の欲望が幻影となって、人間の存在を呪縛する世界に身を置きながら、アフガニスタンに関わり続けて二十数年。
目次
アフガニスタンが主戦場
人災と天災の荒野
グローバリズムと骨董品の国
世界の流れに背を向けて
NGOと自己責任
水俣とアフがン
いつも本流から遠く離れていた
「『らい』表記問題」という問題
アフガンから見る世界 ほか
著者
福元満治
ふくもと・みつじ
1948年、鹿児島市に生まれる。
現在、図書出版石風社代表、ペシャワール会事務局長
著書に『伏流の思考──私のアフガン・ノート』、絵本『岩になった鯨』(絵・黒田征太郎)、『出版屋の考え休むににたり』。共著に『石牟礼道子の世界』『地域と出版』がある。
福岡市在住。
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